元禄時代(約310年前)の漆喰の町屋。当時の形状が保たれ 姫路市の都市景観重要建築物に認定されている。大野家は野里街道に面し、元禄時代から「鍋市」の屋号で鋳物屋を営んでいた。主屋の間口は6間半と大きく、奥行きも8間を測り、2階のつし部分には3カ所の虫籠窓が設けられている。また、一部はギャラリーとして利用され、様々なイベント開催などまちづくりの拠点となっている。(姫路市・都市景観重要建築物)